おもちの中身

話の長い私が堂々と長い話をする

2019年9月23日、私は8号車になりました。

 

2019年9月23日 月曜日、私は8号車になりました。

自宅リビングのソファの上でした。

 

きっかけはThe End For Beginningを見たことです。

 

 

 

好きになった日付が日付なのでよく聞かれます、

 

Q.うたうたいに行ってハマったの?

 

A.行っていません。めちゃくちゃ家にいたし、

好きになったその日にライブをやっていることを知って、

行きたくて家で発狂していました。

 

 

なんでハマったか、を話すには、あまりにも自分の話をしなくちゃいけないので

きちんと8号車の友達に話したことっていうのは、

正直なところ仲良くしてくれている子でも1人くらいしかない。

 

というわけで、このブログはとにかく自分語りです。

あくまでも、超特急を好きになった“私”の話。

 

だから私のことをあまり知らない人が読むのは不向きかな、なんて思います。

正直未だに投稿するか悩んでいるくらいです。笑

 

もしかしたら不幸自慢、なんて取ってしまう方もいるかもしれないですが、

そう取る方がいても仕方ないと思っています。

ただ、本人にはそのつもりはないことだけここに記しておきます。

 

 

言い訳はこのくらいにしておきます。

 

 

まあこんなマインドで書いている文章なので、よければ読んだらなんか一言ください、

いや、いいねとかでもいい、なんなら全部読んでなくてもいいねくれていいよ、

なんかリアクションをくれ、でないと自己嫌悪で死ぬ。

 

 

 

まず、今回話そうと思ったきっかけは

8月8日の超フェス1曲目でTEFBをやったことです。

みんなこの曲やこの時のツアーには、色んな感情を持っているんだなと、

この日改めて思いました。

 

ただ、私はそんな曲をきっかけに超特急を好きになっているわけでして。

前々からうっすら気づいてはいたけれど、みんながこの曲に持っている感情と

自分の感情に大幅な差を感じていました。

だからなんとなく、なんでこの曲だったのかを話しておきたくなった、という感じです。

 

 

 

好きになる前から“超特急”のことはなんとなく名前だけ認識していました。

俳優の追っかけもしていたので、推しの俳優と仲が良い北村匠海くんがやっているバンドの系列の子たち、という認識はありました。

 

私の本業(?)はライブに行くことでして、本命と言って超特急以外で追っているのが

1番長い人たちでコブクロ、次に宮野真守、次にcinema staff

と、ジャンルはバラバラです。

 

そして副業(?)で俳優を追いかけていて、推しは田中圭村上虹郎くんです。

 

あとはアニメが大好きで、某プリンスさまっ♪のオタクなんかもしていました。

 

お気づきですか?同年代や三次元のアイドルの類にまったく興味ありませんでした。

虹郎くんくらいですね。

 

 

そんな私が超特急がどういうグループなのか、興味を持ったのが2019年6月

カイくんとすけちゃんがIQサプリに出演しているのを見ていた時でした。

 

1人はめちゃくちゃ賢そうでよく答えている子、もう1人は騒がしくて面白い子、

というのが最初の印象。

 

2人ともそろって可愛いなぁ、なんて思い、「超特急の子かわいい」と思わずツイートしました。

 

これが最初のきっかけになります。

 

数分後。

 

誰かからリプが来ていました。独り言くらいの感覚で呟いていたので、

リプ来るようなこと言ったっけ?なんて思いながら見てみると。

 

「気にしてくれて嬉しい😭」

 

 

??????

 

 

説明しよう。

私のもうひとつのアカウント、所謂“本垢”のフォロワーは基本的に

二次・声優界隈のオタクか、ロックバンドが好きな人くらいしかいなかったので、

それそれははもう驚きました。

 

え、フォロワーに超特急好きな人とかいたの?聞いてないんだけど?

 

声を掛けてくれたのは、同じロックバンドが好きで、他にもいくつか共通点があって、

仲良くしてくださっていたお姉さんでした。もちろん普段はライブハウスでしか会わないような人です。

 

驚きすぎて「このよく答えている子がかわいいですね!」と普通オブ普通の返しをした。おいおい、もっとあったやろ。

 

趣味が合う方の好きなものともあれば、調べざるを得ませんでした。

HPのバイオを見て、最初に好きだなって思ったのが、その時からタカシくんでした。

 

顔ももちろんですが、私は昔から歌をうたう人がとにかく大好きだったので、

この人数の中に唯一のボーカル、というところにも惹かれていました。

 

そしてYouTubeに上がっていたMVなんかをちらほら見て、

歌はうまいしダンスもうまいしかっこいい、でもなんかちょこちょこダサくない?

という彼らにまんまと惹かれていきました。

 

お気に入りはバッタマン、こいつらヤヴェエ、って思った。

しかもヒャダインさん、昔からお世話になっております。カカカカタオモイは私の十八番。

この頃の印象は、かっこよくて実力派、だけどちょっとぶっ飛んだ愉快な子たち、でした。

 

 

色々調べていくうちに、1か月後に愛媛(私の地元)でライブをすることを知り、

行きたいな!と調べてみたところ、チケットはソールドアウト。

 

基本何にしても、本命以外は縁が無ければ追わない、をモットーにしているので、

チケットがなかったこの時点で諦めて、

少しずつ生活の中から“超特急”の存在がフェードアウトしていきました。

 

ここまでが超特急との出会い、好きになるのはもう少しだけ先。

 

 

 

 

少し時間を戻します。

 

2019年4月、色々あって突然地元で一人暮らしスタートしました。なぜなのかは長くなるので端折ります。

友人たちは気になるようなら直接聞いてくれ。

 

この一人暮らしをするにあたり、色々突然なことや怒涛すぎることが日々繰り返されていたので、完全に身体が悲鳴を上げていました。

 

3月、ひと月の間にストレスで蕁麻疹は出るし、過呼吸でぶっ倒れるし、

挙句、目が見えなくなるくらいまでは来ていました。よくやりました。

 

そんなことがありつつも無事一人暮らし開始、

超特急に出会った頃にはだいぶ生活も落ち着いていました。

 

 

 

 

それから少し時間が経った2019年6月中旬、明らかな身体の異変で病院へGO!

 

色々経て辿り着いた総合病院でMRIを撮り脳の右側に影を確認

 

 

ってことがありまして。笑

 

 

3月に目が見えなくなった原因もそれだったらしいです。

なかなか原因が分からず、細かい検査をすることになり、その結果が10月の頭にくることが決まりました。

1週間で血液検査の血液を12本採り、髄液検査のための髄液を採りました。

(医療従事者でないので文章での表現が間違っていると思います)

髄液検査の影響で起き上がれず、1週間寝たきりで会社を休んだり、なんてこともありました。

 

でも当時、私自身は「そんな大したことないでしょ~」と、軽く考えていました。

 

 

 

話が重々しくなると読んでいる方もしんどいでしょうし先に言っておきます。

実際に、本当に大したことはありませんでした。笑

一過性のもので、特に病気もなく、今も頭の中はそのままです。

特に大きな治療はすることもなく、私、今、超元気だよ!

 

 

ただまあ、私自身が軽く考えていたとしても、周りがすごく心配してくれたんですよ。

特に親とか。あとは友達も会社の人たちも。

 

挙句の果てに病院の先生まで軽く脅しかけるようなこと言ってくるもんだから、

だんだん不安になっちゃったんです。

 

気付けば「そんな大したことないでしょ~」と思っていたはずなのに、

「私死んじゃうな~嫌だな~」に変わっていました。人間の心って怖い。

 

見かねた母が実家に戻っていいからね、と言ってくれたのでたった3ヶ月と少しの一人暮らしはあえなく終了。

違約金とられなかったのがこの時一番の救いでした。

(ちなみに元々家を追い出したのは母です、お前は一回親のありがたみを知れと追い出されました。笑)

 

 

ですが実家に戻ってからも毎日毎日死んじゃうって思っていました。

どうやらこれ、不安障害の症状のひとつらしいですね。

こいつ、とんだメンヘラじゃねえか!って思われたくないので保身のために言っておきます、今はもうここまでじゃないから安心してね!笑

 

あとそうですね、一人暮らしのために投資したお金が無駄になった事とかもめちゃくちゃ病みました、人間お金がないと精神やられるからオタクたち、気を付けな。(どの口)

 

あとは、会社に迷惑かけていることはめーーーーーちゃくちゃ気掛かりでした。

 

 

 

今までメンタルブレイクした時って、大好きな音楽聴いて立ち直っていたんです。

でも大好きな音楽を聴いても、死んじゃうって思ってしまっているものだから

「この人たちにもう会えないかもしれない」って考えが過るようになってしまって、

いつのまにか音楽を聴くのもやめていました。

 

音楽が聴けなくなってしまったこの時、どこにも気持ちの行き場がなくなってしまって、かといって公の場でここまで負の感情を露呈するのも罪悪感でまた精神やられる、でも吐き出さないといよいよ限界かも、と思い、Twitterで新しいアカウントを作りました。所謂“裏垢”ですね。

ひたすら弱音を吐いていくところ。とにかく弱音を吐き続けていました。

 

これが2019年9月16日だったみたいです。

 

 

 

 

完全無気力状態で、なんとか仕事は行き、帰ってきては泣きながらソファに横たわる生活を繰り返していたある日(裏垢作った次の日くらいだった気がします)、本垢のTLで見覚えのあるワードを見つけます。

 

 

 

“超特急”

 

 

 

この時、超特急のことをツイートしていた友人は、例の沼落ちブログを読んでいたらしく、興味をもって少しハマって見始めたらしい。

 

当時私はまだこのブログを読んでなかったし、存在も知りませんでしたが、

友人があのブログを読んでいなければ超特急に興味を持つこともなかったし、

私自身も再び超特急に触れる機会を得ることはありませんでした。

 

だから私はあのブログを書いてくれた方に心からお礼が言いたい、ありがとうございます。

 

友人が超特急のことをツイートしているのを見た、ただそれだけが再び超特急に触れようと思ったきっかけです。

 

 

「超特急、なぁ…」

 

そういえば少し前にちょっとハマって見ていたよなぁなんて思ってYouTubeチャンネルへ飛び、

バッタマンが好きだったのを思い出し、MVを再生しました。

 

めちゃくちゃ久しぶりに笑いました、心から。

 

そこから片っ端から公式が上げてくれている動画を見まくりました。

6月に見ていた時には見つけられてなかった「超特急です!!!!!!!!」を見つけて見た時は感動しました、

爆笑が止まらなくて毎日毎日何回も見ました。

 

家に帰ったらとにかく超特急の動画を見る、っていうのを1週間くらい延々としていました。

少しだけ元気になった。

 

厳密にいうと、この時点で8号車なのかもしれないけど、

私的には一時的なマイブーム、くらいの感覚でした。

好きのボーダーは低いけれど、推しのボーダーはめちゃくちゃ高いんですよ、私。

 (どうでもいい)

 

 

 

そんなことを繰り返すこと、2019年9月23日

 

 

昼過ぎに起床し、軽く何か口に入れて、日当たりが良いソファで仰向けになり超特急の動画を漁っていました。

とは言っても無気力、ひたすらMVを見ていました。

 

次、何見よう、と、関連動画を見ていたら手が当たって動画の再生が始まりました。

私は公式が上げているもの以外は基本見ない主義なので気を付けていましたが、

この時あまりに無気力で、公式でないことにも気づかず、まぁ超特急って書いてるしこれでいっか、のノリで見始めました。

 

 

 

 

 

 

まず、空気が違いました。

 

自分の中のぼんやりしていた空気、纏っていた空気が正されたような、

全て入れ替わったような感覚になって、仰向けだった姿勢を正して、背筋を伸ばして座り直しました。

 

瞬き一つせずに、開く限り目を開いて、途中から息をするのを忘れてしまう程に動画にのめり込みました。

動画が終わり、ふっと我に返った時、目から大量に涙が出ていることに気付きました。

それはもう、めちゃくちゃに声を上げて泣きました。

自分の中で淀んでいたものが一気に全部出ていきました。そんな感覚。

 

とにかくすごかった。

 

歌も、ダンスも、表情、目線、どこをとっても目を離せなくて

彼らの本気が自分が思ってるなんかより随分向こうにあるのを感じました。

 

この時の私にとって“今、この時を生きて Transform!” という歌詞は、あまりにも嬉しい刺激でした。

ここから変わればいいじゃん、こっから生き抜いてやればいいじゃん、そう思えたのはこの曲に出会えたから。

色々自分の気持ちに整理をつけられたのは、この曲に出会えたから。

だからこの曲なんです。

 

 

この時は、このツアーが彼の最後であることや、ユーキさんが怪我していることなど全く知りませんでした。

だからあくまでも、何も知らない人間がこの映像を見たときに抱いた感情です。

 

 

本当にこの時の7人、すごい。

 

 

これ、ちゃんと大画面で見たい、大画面でも見たいけど、

何よりも私この人たちに会いに行きたい、絶対に会いに行きたい

絶対生きて堂々と会いに行こう、絶対生きよう

 

 

この瞬間です、晴れて私は8号車になりました、よかったね!

言葉の意味通り、超特急が生きる糧になったんです。

 

なかなかここまで重かったですよね、読んでくれてる方たち、ありがとうございます。

 

 

 

一通り泣きつくして気付きました。

 

 

「これ違法動画やんけ!!!!!!!!!!!!!!!」

 

そう、その動画、違法アップロードされたTEFBの横浜公演だったんです。

 

その罪悪感と、ちゃんと大画面で見たい欲からすぐに円盤を買おうと、

発端となったお姉さんにDMを送りました。

 

「この映像ってどの円盤に収録されているか教えてもらうことってできますか?」

 

待ちきれず調べて、これですか!?と、AmazonのURL貼りました。

合っていたようだったのですぐポチりました。

 

 

そのあとの会話のやりとりで出てきた“アロマ”や“いちご”など

知らない単語がたくさん出てきてひとしきり調べました。

 

芋づるのごとく過去の色んなことをどんどん調べて、タカシくんのことをたくさん知って

タカシくん推すしか考えられんくない?と、なり今に至ります。

 

タカシくん、精神的に推せる、推さざるを得ない。

 

 

ここまでが2019年9月23日の話。

 

 

 

このあとレボビバの大阪2日目だけ辛うじて行ける日程で、

悩みに悩んで9月25日にローチケから申し込みしたり、

 

9月27日に円盤が届いてその日から毎日のように繰り返し見たり、

(多分通算50回以上は見てる、ガチ) 

 

9月30日に「増税前に!」と夢8へ入会したりしていたらなんやかんやで9月を終えました。

 

 

8号車になってから、時間が過ぎるのがあっという間でした。

いつのまにか、裏垢の出番もなくなっていました。

 

 

そんなことより超特急のお話をする友達が欲しいよね!?

という気持ちが日に日に増していき、

もう用のない裏垢を変えてやろう、と思ってできたのが今使っている超特急垢です。

 

と、言っても、ネットで新しい友達を作るなんて長らくしていなかったので、

タグを流すまでにかなり時間を要したのですが・・・(笑)

 

でも垢は作った甲斐がありました、出会ってくれたみんな、ありがとう。

おかげで楽しさが昨年より割り増しです。

 

 

それらもすべてが、超特急に出会えたおかげです、ありがとう。

 

 

長くなりましたが、以上が超特急を好きになった私の話

 

きっと私以外にも、こうやって超特急に出会って救われて好きになった人たちって

たくさんいると思います

 

きっとこれからさき、もっともっと多くの人たちを幸せにしてくれるって

信じてこれからもついていくね

 

彼らの魅力が、より多くの人たちに届きますように。

 

 

 

2020.09.23

 

 

 

タカシくんへ

 

昨年の私にとって、計り知れない努力で

今のポジションを確立し続けたタカシくんは

ひたすらヒーローでしかなかったよ、ありがとう。

 

タカシくんに負けないように、恥じないように、

前を向いて頑張ろうと思えたのは

紛れもなくタカシくんのおかげです。

 

その想いは今も変わってないからね。

 

これまでもこれから先も、

変わらないタカシくんでいてね。

 

お誕生日おめでとう!